『RRR』の歴史的大ヒットで日本でもブレイクを果たしたトリウッドのスーパースター“タラク”こと、NTR Jr.の主演最新作『デーヴァラ』（3月28日公開）。その来日ジャパンプレミアが3月24日、新宿ピカデリーで盛大に開催！主演のNTR Jr.とコラターラ・シヴァ監督、そしてお笑い芸人のキンタロー。が参加した。
「タラクさ～ん！」「監督～！」と満員御礼の客席からのコールを受けた来日勢。大歓声の中ステージに登壇すると、主人公・デーヴァラとその息子・ヴァラの一人二役を演じたNTR Jr.は流ちょうな日本語で「皆さん、こんにちは。NTR Jr.です。久しぶりですね！日本の皆さんの縁に感謝しています。本作は特別な作品ですから、ぜひ楽しんでください！」と挨拶し、会場を大いに盛り上げていた。
さらに、NTR Jr.はプロモーションでは『RRR』以来約2年半ぶりとなる来日に触れて「本当に、本当に、本当に、本当に、本当にありがとうございます！『RRR』で沢山の愛を皆さんからいただき、それが僕のみならず、インド映画業界全体の自信に繋がっています。長らく親友であるシヴァ監督と作った『デーヴァラ』はヤバい海洋アクションと皆さんが大好きなダンスもあります。日本から『RRR』の世界的現象は始まり、それが欧米に広がって最終的にアカデミー賞を受賞するに至りました。僕にとって日本はホームになりましたので、変わらずに熱く優しい気持ちを持ち続けていただき、インド映画はもちろんの事、僕のことも沢山サポートしてください！」と熱く呼び掛けていた。
そんなNTR Jr.は、本作の海洋アクションについて「『RRR』ではちょっとだけ水が出てきたけれど、本作では凄まじい海洋アクションが登場します。水をVFXで表現するのは難しいのですが、素晴らしい監督とチームに恵まれて想像以上のとんでもないシーンが生まれました。アクションあり、感動のドラマあり、途中からは持っているポップコーンの箱から中身が飛び出してしまうくらいの瞬間もあります！」と見どころを挙げた。
また、シヴァ監督が「大迫力の海洋アクションの中でも見逃さないで欲しいのは、サメにライドするタラクさんの姿です！そんなサメ乗りを皆さんにも楽しんで欲しい」と期待を煽ると、NTR Jr.は「水に関する撮影はハードすぎてまさに拷問でした！でも監督や皆さんの楽しいひと時の為ならば…それも厭いません！」と胸を張って、黄色い歓声を浴びていた。
そんな中、ゲストであるキンタロー。がデーヴァラを完全再現したメイク＆コスチュームに身を包み、ノリノリで登場！「アイ・アム・ジャパニーズNTR Jr.。ジャパニーズ二頭身！」と自己紹介するキンタロー。にNTR Jr.は大喜び。また、キンタロー。がかぶるアフロのカツラを指差して「その髪型はどうしたんだい？『RRR』の状態？デーヴァラならば切って欲しいな」と大ウケだった。
バラエティ番組で『RRR』の完コピ「ナートゥ・ナートゥダンス」を披露したことが縁で、この日のステージに駆け付けたキンタロー。はNTR Jr.自ら「ナートゥダンスは膝が痛くなる」と明かしたことに触れ、「それを言ってくれて嬉しい！ナートゥダンス・イズ・膝に来る。どうして片足だけを痛めつけるのか？」と共感。これにNTR Jr.は「きっと監督としては両方の足を使ってケガをしたら撮影が続行できなくなるからじゃないかな？」とジョークで応じていた。
最後はNTR Jr.が『デーヴァラ』で披露するダンスをキンタロー。がキレッキレの完コピダンスを披露！すると、いてもたってもいられない様子のNTR Jr.も途中からコラボし、二人で息の合ったダンスパフォーマンスを披露した。まさかの本家本元によるサプライズに会場のボルテージも大爆発。NTR Jr.が「デーヴァラJr.の踊りを見ていたらたまらなくなってついつい体が動いてしまった」と言うと、キンタロー。は「私が43年間男性から言われたかった言葉。ファンタスティックモーメント」と大喜び。さらにシヴァ監督から「シー・イズ・ベイビー・デーヴァラ！」とお墨付きを得ると、キンタロー。は「ぜひ次回、二頭身キャラが必要になったらフォロー・ミー」とすかさず自身を売り込んだ。これにNTR Jr.は「その時は日本で撮影しましょうね！」と約束していた。
大盛況の『デーヴァラ』ジャパンプレミアもあっと言う間に終了の時刻に。キンタロー。は「目をかっぴらいて『デーヴァラ』を余すところなく楽しんで！最高のエンターテインメントです！フィール、フィール、感じて！」と観客に呼び掛け、NTR Jr.も「沢山の愛に感謝です！良質な映画を作って皆さんを楽しませることが僕の出来る皆さんへの恩返しです。沢山の映画を作って沢山来日する事を約束します！」と宣言。シヴァ監督は「この映画をご覧いただけるのは名誉であり、光栄です。是非とも『デーヴァラ』を応援してください」と日本での大ヒットを祈願していた。
3月28日(金)全国ロードショー
